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弊社の菊地亮太が著者の一人である教科書「データ同化流体科学」が出版されました。

弊社の菊地亮太が著者の一人である教科書「データ同化流体科学:流動現象のデジタルツイン」を共立出版から出版されました。

<概要>
「データ同化流体科学: 流動現象のデジタルツイン」
(クロスセクショナル統計シリーズ 10)

■著者:大林 茂, 三坂 孝志, 加藤 博司, 菊地 亮太
■出版社 ‏ : ‎ 共立出版
■発売日 ‏ : ‎ 2021年1月13日
■単行本 ‏ : ‎ 254ページ
■ISBN  : ‎ 9784320111264
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 本書は流体工学の知識を有する理工系学生・技術者を主な対象として、計測データに基づいて計算機援用工学(CAE)シミュレーションの精度を向上させるデータ同化の基礎から実装、そして、応用までをバランス良く学ぶための教科書です。
 データ同化理論および数値流体力学に関して簡潔に説明したあとで、データ同化アルゴリズムを数値流体力学コードにおいて実装する際の詳細を説明しています。特にアンサンブルカルマンフィルタにおけるアンサンブルの推定結果への影響や4次元変分法におけるアジョイントコードの具体的な構築方法など、通常、専門書や論文には十分に記述されないノウハウ的な内容も可能な限り解説しています。本書で使用したデータ同化コードはWebサイトから自由に入手できるので、本書の内容と合わせて利用いただくことでデータ同化に対する理解がさらに深まると考えられます。
 機械学習・深層学習の応用分野の広がりによってベイズ推定の有用性が改めて認識されている中で、数値シミュレーションと計測データを使ってベイズ推定を実現するデータ同化は、数値シミュレーションや実験計測に取り組む研究者・技術者にとって問題解決のための新たなアプローチとなりうると期待されます。

株式会社日本テクノセンターのオンラインセミナーにて弊社の桃井裕広と菊地亮太が講座を行いました。

11月18日、株式会社日本テクノセンター主催のオンラインセミナーにて弊社の桃井裕広と菊地亮太が講座を行いました。

CAE解析精度を向上させる「データ同化」の基礎と高速化・最新技術をテーマに開催されました。データ同化技術の具体的なアルゴリズムを学び、CAE解析精度を向上させ、解析の不安定性を定量化・低減する「データ同化」手法を修得し、CAE解析の精度向上を製品の開発・設計に活かすための特別セミナーです。

<概要>
■主催:株式会社日本テクノセンター
■日時:2020年11月18日(水) 10:30 ~ 17:30
■場所:オンライン
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講師:菊地 亮太
   桃井 裕広

演題:「CAE解析精度を向上させる「データ同化」の基礎と高速化・最新技術」